2010年11月23日火曜日

ワインの騎士団のこと by 篠沢秀夫

「ブルゴーニュ ワインの騎士団」は、私の生まれたころ、
1930年代にブドウの病気によって衰えたワインの景気を保つために、
名産地ブルゴーニュ地方で結成された団体で、
冗談で中世風に、役員の名は「家老」とか「奉行」になっています。

大ヒットで世界に広まり、米国には何千人も会員、「騎士」がいます。
日本支部の「騎士」は二百人に近づいています。
私が「騎士」になった1996年には九十人ほどでした。
支部から書類で入団志願をして、
合格したらブルゴーニュの本部へ行って
騎士叙任式を受けなければいけません。

おお、毎年12月に明治記念館で
「ブルゴーニュのクリスマスを楽しむ会」をやってますよ。
騎士でなくとも事前予約で参加できますよ。
男女四百人も来ます。
本部から「家老」やブルゴーニュ合唱団の男性たちも来ます。
「円卓の騎士」という歌は私も歌えるので、
毎年合唱団に誘われ、壇上へ上って、わめき歌いました。
「ここに呑み助の王ねむる」という歌詞のところで
私は床に寝転がります。家内が怒っていました。

今は私が行かれないので、皆さんが残念がっているでしょうね。 

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